2024/11/28

改-5割8分3厘 "つがい"の意味を知らない21歳


私が21歳の時の話。

ちょうど第1回大鷲プロレスが開催された頃、

北海道にシステム導入で向かった。

1日あったオフで釧路湿原に行くと、

2か所あった見晴らし台には、それぞれに先客が。


双眼鏡を設置した、おそらくボランティアの方。

「今、ちょうど"つがい"の鶴が見れますよ」と、

なお"つがい"とは「二つ組み合わせて一組となるもの」という意味。

こと動物においては、夫婦であることを示す。

双眼鏡を覗くように案内され、同行した会社の先輩に続き、私も覗いてみる。

が、この時、"つがい"の意味を知らない私。


「どうですか?見えますか?」と聞かれる私。

2羽の鶴が見えるが、それがどういう風に"つがい"なのか分からず。

『"つがい"ってなんですか?』と聞けなかった若い私。

『(2羽のうち)どっちかが"つがい"なんですか?』と聞かなくて良かった私。

学と言うものは、本当に人生を豊かにしますね。


ちなみにもう一か所の方の見晴らし台にいたのはお二人。

車でしか行けない場所から、さらに歩いて到着する見晴らし台。

カメラを構えて撮影する30~40代とおぼしき男性と、

セーラー服を着て釧路湿原をバックにポーズをとる10代の女性。

どこをどう見ても、誰がどう見ても、

親子で撮る記念写真とは一線を画す。


あれが"つがい"だったのか。


画像はつがいのお菓子。

・・これも違う??

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