それは梅雨入り前のこと。
仕事を終え、家路に向かう時、ドシャ降りが。
自転車通勤なのにレインコートを忘れてしまい、
傘をさしながら自転車を押していました。
線路をくぐる高架下のあたり、
前方から来たご婦人に呼び止められました。
『知り合いかな?』と思いましたが、完全に初対面。
するとご婦人、こう続けます。
「この先、歩道も冠水しているから、お気をつけて」
「私もここまで濡れて、」
と、ズボンのすそが濡れているのを見せてくれました。
「自転車に乗った方が良いかも知れないわね」
傘をたたみ、ありがたく、助言に従いました。
ところが、『この冠水を撮影しておきたい』
と思った愚かな私。
冠水手前で自転車を降りて写真を撮ったまではいいものの、
そこからトップギアまで上げられるわけもなく、
ペダルを踏むたびに靴が水面を揺らしました。
これから本格的な梅雨シーズン。
お気を付けください。
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